「またバイトが続かなかった…」
「なんで私はバイトが続かないんだろう?」
「どんな職場なら長く働けるかな?」
頑張りたい気持ちはあるのに、うっかりミスを繰り返してしまったり、人間関係がうまくいかなかったりして疲弊していませんか。周りに理解されず自分を責めてしまうのは、本当につらいですよね。
ミライエとはいえ、ADHDの特性を活かせる職場なら、むしろ強みに変わりますよ!
そこでこの記事では、ADHDが原因でバイトが続かないことに悩んでいる方へ、以下の内容を解説します。
- ADHDの方がバイトが続かない理由
- 特性別のおすすめのバイト例
- 自分に合ったバイト探しのコツ
長く働けるバイト先を見つけたい方は、ぜひ最後までお読みください。
なお、自分にぴったりの仕事が見つけられず悩んでいるのなら、就労移行支援を活用するのも1つの手です。就労移行支援では、あなたの特性を活かせる仕事を専門のスタッフと一緒に見つけられます。
「憧れはあるけどハードルが高そう…」と挑戦をあきらめていた仕事でも、もしかしたら適職の1つかもしれません。選択肢の幅を広げたい方は、ぜひミライエまでご相談ください。
\ありのままの自分で働きませんか? /
ADHD・発達障害とは?バイトに影響する3つの特性を解説


ADHDは、脳機能の発達の偏りによる生まれつきの発達障害です。主な特性として、以下の3つがあげられます。
- 不注意
- 多動
- 衝動性
ご自身の特性が仕事の進め方や職場でのコミュニケーションに、どのように影響するのかを確認していきましょう。
1.不注意
不注意の特性があると、集中力を保ったり細かなことへの配慮したりすることが難しいため、バイト中に「うっかりミス」が頻発する傾向があります。たとえば、以下のようなミスをした経験はありませんか。
- 出勤時間を勘違いしていて遅刻する
- お客さんから言われたオーダーを聞き間違える
- レジでお釣りを多く渡してしまう など
ただ、このようなミスはチェックリストやメモを活用することで、大幅に減らせます。



工夫次第でどのようなバイト先でも働けるのが、不注意の特性を持つ方です。
また、興味のあることには驚くほどの集中力を発揮する「過集中」という強みもあります。そのため、黙々と作業ができるような仕事であれば、バイト先から高く評価してもらえる可能性が高いといえます。
2.多動



じっとしていることが苦手で、常に体を動かしていたい状態が現れるのが、多動の特性を持つ方です。
大人になると見た目の落ち着きのなさは目立たなくなるケースもありますが、心の中では「ずっとソワソワする」「同じ場所に長時間いるのがつらい」と感じる方も少なくありません。
そのため、長時間のデスクワークや、同じ場所に立ち続けるような業務では、強いストレスを感じることがあります。
会議や研修といった静かに座って話を聞くような場面では、貧乏ゆすりをしたり、ペンを回したりと無意識に体を動かしてしまうこともあるでしょう。
多動の特性がある場合には、体を動かせるバイトを選ぶのがおすすめです。エネルギーを発散しながら働けるので、特性を活かせます。
3.衝動性
衝動性とは、思いついたことを深く考えずに行動に移したり「こう言ったら相手にどう思われるのかな?」という結果を予測せずに発言したりする特性を指します。
そのため、話を最後まで聞かずに返事をしてしまったり、上司の指示に思わず言い返してしまったりした経験がある方もいるのではないでしょうか。



感情のコントロールが難しいことから、衝動的に「もう辞めます」と退職を伝えてしまった経験がある方もいるかもしれませんね。
こうした特性が、対人トラブルを生んだり長く働けなかったりする要因になっている可能性が高いです。
ただし、見方を変えれば「行動が早い」「決断力がある」といった強みでもあります。そのため、バイトを探す際にはマニュアルどおりではなく、状況によって柔軟に対応できる仕事を選ぶと続きやすいといえます。
ADHD・発達障害の方がバイトが続かない理由4選


ADHDの特性があると、本人の努力ややる気とは関係なく、仕事でつまずきやすい場面があります。ここでは、なぜバイトが続かないのかについて、理由と背景を解説します。
- マルチタスクと臨機応変な対応が求められる
- 細かいミスを繰り返してしまう
- 職場での人間関係がうまくいかない
- 単調な作業に集中できず飽きてしまう
自分を責めるのではなく、どうすれば具体的な対策できるかを考えてみましょう。
1.マルチタスクと臨機応変な対応が求められる
ADHDの特性を持つ方は、一度にたくさんの情報を処理する業務は負担に感じやすい傾向にあります。注意の矛先の切り替えが頻繁になると、頭が追いつかずに混乱し、ミスが増えがちです。
たとえば、ファミリーレストランのホール業務では、オーダーを取りながらほかのテーブルの様子を確認し、さらにキッチンからの呼び出しにも応じることが求められます。
また、コンビニでは、レジや品出し、宅配便の受付などといった業務を同時進行でこなすことが必要です。



このような、マニュアルどおりにはいかない場面が多い仕事では、見通しを立てにくいことから、疲労感が増す原因にもなります。
常に複数の作業や臨機応変な対応が求められる環境だと、バイトを続けるのは難しいでしょう。
2.細かいミスを繰り返してしまう
不注意の特性から、細かいミスを何度も繰り返してしまい、仕事への自信を失ってしまったことがありませんか。たとえば、スーパーのレジでの打ち間違いや、データ入力での確認漏れなどがあげられます。
こうしたバイトは単純な作業に見えても、正確性が強く求められる業務です。そのため、少しのミスが目立ちやすく、周囲から注意を受けてしまいます。



また、同じ失敗を繰り返すことで「どうした私はこんなにできないんだろう」などと自分自身を責めてしまい、出勤そのものがつらくなってしまうのです。
自分の特性を理解できていないと、苦手な業務が多いバイトを選んでしまいかねません。ミスの頻発により、仕事を続ける意欲を失ってしまうため、しっかりと特性を理解しておくことが大切です。
3.職場での人間関係がうまくいかない
ADHDの方は、人間関係がうまくいかずバイトを辞めるケースがあります。それは、考え方や行動のスピードが周囲の人とは少し異なるため、すれ違いが起こりやすいためです。
たとえば、以下のようなケースがあげられます。
- 話を聞いているつもりが、大事な部分を聞き逃して「ちゃんと聞いてない」と言われる
- 思いついたことをすぐ口にして「空気を読まない」と誤解される
- 緊張や焦りを感じて態度に出てしまい「怒っている」と勘違いされる



このように、一生懸命取り組んでいるつもりが、空回りしてしまい対人トラブルを生んでしまうことがあるのです。
人間関係におけるストレスが「私の居場所はここにはない」と感じさせ、短期間での退職につながる傾向にあります。
4.単調な作業に集中できず飽きてしまう
ADHDの特性を持つ方にとって、一般的に簡単だと思われがちな単調な作業は集中力を保つのが難しく、かえって苦痛に感じることがあります。



そのため、興味を持てない作業を繰り返していると、強烈な眠気に襲われたり集中力が切れてミスが連発したりする傾向にあるのです。
たとえば、工場でのライン作業や倉庫でのピッキング、単純なデータ入力だけを続ける事務作業は、刺激が少なすぎて、続けられないと感じる業務の典型です。
毎日同じ作業をするよりも、変化があるまたは柔軟な対応が求められる環境のほうが、集中力を発揮できる可能性があります。まずはご自身の特性を理解したうえで、どのようなバイトが向いているかを探ることが大切です。
とはいえ、得手不得手を1人で見出すのは難しいと感じる方は多いでしょう。自分にぴったりの職場を探したい方は、就労移行支援を活用してみることをおすすめします。
就労移行支援では、あなたの特性を活かせる仕事をスタッフが一緒になって考えてくれます。自分1人では気付けなかった強みが見つかれば、やってみたかった仕事にチャレンジできるかもしれません。
些細な相談も受け付けていますので、ミライエまでお気軽にご連絡ください。
\ありのままの自分で働きませんか? /
【特性別】ADHD・発達障害の方が向いているバイト


自分の特性に合った仕事を選ぶことが、バイトを長く続けるための鍵を握ります。ここでは、以下のタイプ別に力を発揮しやすいバイトの例を紹介します。
- ADHD|不注意優勢型
- ADHD|多動・衝動性優勢型
- ASD|自閉スペクトラム症
- LD|学習障害
得意・不得意と照らし合わせながら、バイト選びの際の参考にしてください。
1.ADHD|不注意優勢型
不注意が優勢なタイプの方は、自分のペースで没頭できる仕事や、手順が明確で判断に迷わない仕事が向いています。そのため、以下のようなバイトを候補先として考えてみるといいでしょう。
- ポスティングやチラシ配り: 自分のペースで移動しながら作業できるため、注意散漫になりにくい。配布数を目標とされるが仮にミスをしても致命的になりにくい
- Webライター・Webデザイナー: 興味のある分野であれば、高い集中力を活かしてクリエイティブな成果を出せる可能性がある
- データ入力:1人で黙々と進められ、他者との関りを最小限にできることからストレスを感じにくい
これまでにしてしまったミスを責める必要はありません。あなたの能力が発揮できる職場は必ずあります。



向いていない仕事だったと割り切り、仕組みでカバーできる文化のある職場を選ぶようにしましょう。
2.ADHD|多動・衝動性優勢型
多動・衝動性が優勢なタイプの方は、じっと座っているよりも、体を動かせる環境のほうが活躍しやすい傾向にあります。具体的には、以下のようなバイトがあげられます。
- フードデリバリー: 常に移動し、場所も変わるため飽きにくい。短期的な目標(1件配送)の繰り返しなので達成感を得やすい
- 引っ越しスタッフ、配送補助: 体を動かすことがメインで作業内容が明確。エネルギーを労働力として活かせる
- イベントスタッフ、ライブ会場の案内: 毎回現場や内容が変わり、短期間で終わる。飽きっぽい特性があっても新鮮な気持ちで取り組みやすい
- 飲食店のキッチン補助: 忙しい時間帯に一気に動くのが得意な人は、スピード感のある環境で力を発揮しやすい



また、多動・衝動性優勢型の方は、行動力や決断力が早いことが強みです。
マニュアルどおりではない柔軟な対応が求められる職場でも、あなたの特性を活かせます。
3.ASD|自閉スペクトラム症
ASD(自閉スペクトラム症)の特性がある方は、手順が明確なルーティンワークや、論理的な思考力を活かせる仕事が向いています。



人とのコミュニケーションが少ない環境となる、以下のような仕事を選ぶといいでしょう。
- 工場や倉庫での検品・ピッキング: ルールが明確で作業内容がはっきりしているため、細部にまで注意を払えるという強みを活かせる
- バックヤードでの商品管理、物流センターでの仕分け: 決まった手順で作業を進められるため、1人で黙々と働ける
- データ入力や簡単な事務: 入力することが決まっているので、マニュアルが整っている職場なら論理的思考力を活かせる
- プログラミング・デバッグ: 論理的に考える力や細部のエラーを見つける必要があるため、力を発揮しやすい
なお、接客業をしたい場合には、マニュアルが細かく決まっているバイトを選択すると長続きする可能性が高いです。求人情報に「マニュアル完備」と記載がないかを目印に探してみてください。
4.LD|学習障害
LD(学習障害)は、「読み」「書き」「計算」など、特定の分野に限定して困難が生じる特性です。



そのため、自身の苦手な分野を避けることで、得意な能力を活かして働くことができます。
障害のタイプごとに向いているバイトの例をあげるので、参考にしてみてください。
| 障害のタイプ | 向いている仕事の例 | 基準 |
|---|---|---|
| 読字障害 (ディスレクシア) | ・キッチンスタッフ ・清掃員 ・品出し など | 目で見て覚えられる実技が中心となる業務 |
| 書字障害 (ディスグラフィア) | ・イベント会場の受付 ・フードデリバリー など | タブレット入力・チェック形式が中心の仕事 |
| 算数障害 (ディスカリキュリア) | ・警備員 ・清掃員 ・バックヤード作業 など | 複雑な計算を必要としない業務 |
バイトの面接の際には、特性に合わせた質問をしておくと安心です。
たとえば、読字障害の方なら「業務内容はどのように教えてもらえますか?」などと聞いてみましょう。マニュアルを1人で読み込む必要があるのか、実践しながら口頭で説明してもらえるのかを確認できます。
ADHD・発達障害の方がバイト探しで失敗しないためコツ3選


やってみたいなと思えるバイトが見つかった際に、とりあえず応募してみるのは素晴らしい挑戦です。ただ、その仕事が本当に自分に適しているかを判断するためにも、以下のような項目は必ずチェックしておきましょう。
- 職場環境を事前に確認する
- 自分の特性を整理する
- サポート機関を活用する
長く安心して働ける職場を選ぶためにも参考にしてください。
1.職場環境を事前に確認する



いいなと思える求人に応募する前に、できれば職場環境を確認しておくと安心です。
求人情報だけではわからない職場の雰囲気や忙しさの度合い、人間関係などを自分の目で見て肌で感じることで、安心して働ける環境かを判断できます。
たとえば、客としてお店を利用し「店長がスタッフを怒鳴っていないか」「スタッフ同士の雰囲気はいいか」などを観察します。また、面接の際に職場内の見学を依頼し、業務の様子や騒音レベルを確認するのも有効です。
働き始める前から依頼するのは気が引けるかもしれませんが、ミスやストレスを減らすための確認は、自分を守るためにも大切です。
2.自分の特性を整理する
バイト探しを始める前に、まずは自分自身の特性や得意・不得意を整理し、自分だけの「取扱説明書」を作成してみましょう。



自分の特性を客観的に理解することで、どのような環境や業務内容なら能力を発揮できるのか、逆にどのような状況を避けるべきかが見えてきます。
たとえば、以下のような内容を書き出してみてください。
- どのような環境が働きやすいか(例:騒音のレベル感、コミュニケーションの必要性など)
- 苦手な業務があるか(例:電話対応、レジ業務など)
- 続いた仕事と続かなかった仕事にはどのような共通点があるか
- 無理なく働くなら1日何時間労働が理想か
なお、医師による診断を受けている場合には、診断書や心理検査も役立ちます。結果を振り返って、自分の強みや弱みを客観的に把握してみてください。
3.サポート機関を活用する
1人でバイト探しを進めるのが不安な場合は、専門のサポート機関を活用することをおすすめします。障害の特性を理解したスタッフから、個別の状況に合わせたアドバイスを受けられるためです。
なお、相談先としては、以下のような機関があげられます。
- 就労移行支援事業所
- 発達障害者支援センター
- 地域障害者職業センター
- 地域若者サポートステーション(サポステ)



「自分の特性に合う仕事の探し方」や「面接の際に障害のことをどこまで伝えるべきか」など、1人では解決しにくい悩みも相談できます。
自分に合う働き方を探すためにも、頼れる機関は遠慮なく活用してみてください。
ADHD・発達障害によるバイトの不安は就労移行支援で解消しませんか


ADHDの特性によってバイトが続かないと悩んでいる方は、適職に出会えていないのかもしれません。自分に合った環境と働き方が見つかれば、あなたの能力を最大限に発揮して働くことは十分に可能です。
とはいえ、特性を1人で理解するのは難しいものです。また、見つけきれなかった弱みがあれば、次のバイト先でもミスマッチに悩んでしまう可能性もあります。



そのため、長く安定して働ける職場を見つけたい方は、就労移行支援の活用がおすすめです。
自己分析のサポートはもちろん、適性のある職場を探したり、就職後には継続して働けるように支援したりしています。
長期的に一貫してサポートしてくれるスタッフがいれば、あなたにとって大きな心の支えとなるはずです。就労移行支援の利用を検討される際には、アットホームな雰囲気が特長のミライエまでお気軽にご相談ください。
\ありのままの自分で働きませんか? /








