「就労移行支援を利用したいけど、訓練中は工賃がもらえないって本当?」
「収入がないと生活できないかもしれない」
「お金の心配があると、訓練に集中できそうにない…」
就労への意欲はあっても、日々の生活費の不安があると落ち着いて就職活動に取り組めないですよね。安心して就職活動に取り組むには、利用できるサポートを活用し、生活の土台を安定させることが重要です。
ミライエ就労移行支援では原則として工賃は支払われませんが、経済的な負担を減らしながら、安心して訓練に集中できる公的な支援制度が用意されています。
そこで本記事では、就労移行支援事業所ミライエが工賃に関する疑問や、お金の不安を解消できる支援制度について詳しく解説します。
- 工賃が原則出ない理由
- 利用中に受けられる公的支援制度
- 就労継続支援との違い
- 就労移行支援が向いている人の特徴
この記事を最後まで読めば、あなたに合った支援制度がわかり、お金の心配に縛られずに就職に向けた訓練に専念できます。就労支援についての正しい知識を身につけ、あなたらしく働ける場所を見つけましょう。
経済的な問題だけでなく、心身の不調から就労移行支援の利用に悩んでいる方は、専門家に相談するのも1つの手です。今抱えているお困りごとから、前向きに就職活動に取り組むための道筋を一緒に考えます。
お気軽にミライエの無料相談をご活用ください。
\ありのままの自分で働きませんか? /
就労移行支援では工賃の支給は基本的にない


就労移行支援は、原則として工賃は支払われません。



一般企業への就職を目指す「訓練・準備の場」であり、就労に必要なスキルや知識を身につけることを目的としているためです。
ただし、一部の事業所では、仕事への達成感を得たり金銭管理を学んだりする目的で、作業内容に応じて少額の工賃を支払う場合があります。
たとえば、神戸市役所の就労移行支援事業所を紹介するページでは、事業所によっては工賃が支払われる旨が記載されています。
工賃の有無を確認したい場合には、事前に事業所へ問い合わせてみましょう。
工賃はないものの就労移行支援利用中に受けられる支援制度3選


就労移行支援の利用中は工賃収入がなくても、経済的な不安を軽減するための公的な支援制度を活用できます。
条件に合えば、生活費の助けとなる給付を受けながら安心して訓練に取り組めるはずです。
- 障害年金
- 失業手当
- 生活保護
自身が利用対象となる制度を知り、就労に向けた準備を進めましょう。
1.障害年金



病気やけがが原因で生活や仕事に制限がある場合、障害年金を受給できる可能性があります。
障害年金には「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の2種類が存在します。以下のようにそれぞれ対象者が異なるので、どちらかに該当するか確認しましょう。
| 年金の種類 | 受給対象者 |
|---|---|
| 障害基礎年金 | 障害の原因となった病気やけがで初めて医療機関を受診した際に国民年金に加入していた方 |
| 障害厚生年金 | 厚生年金に加入していた方 |
受け取れる年金額は年金の種類や障害の等級によって異なります。詳細は、日本年金機構のホームページやお住まいの地域を管轄する年金事務所に相談してみてください。
2.失業手当
就労移行支援に通う前に就労経験がある方は、失業手当の利用を検討できます。
一定期間雇用保険に加入し「現在は失業状態で、働く意思と能力がある方」であれば、前職の給与の約50~80%の手当が支給される可能性があります。
障害があり「就職困難者」と認定されると、給付日数が通常より長くなる措置もあるので、ハローワークで自身が対象となるか確認してください。



自己都合で退職した場合は、手当の給付が始まるまでに一定の待機期間が設けられているため、注意が必要です。
3.生活保護
生活保護は、病気や障害などで生活に困窮している方に対し、最低限度の生活を保障するための制度です。食費や住居費、医療費などの支給を受けながら、訓練に集中できる環境を整えられます。
制度の対象となるのは、世帯全体の収入が、国が定める「最低生活費」を下回っている場合です。



最低生活費の金額は、住んでいる地域や世帯の人数、年齢などによって異なります。
制度の利用を検討する場合は、まずお住まいの地域を管轄する福祉事務所へ相談してください。
関連記事「就労移行支援をお金がないを理由に諦めるのはもったいない!収入源となる給付金も紹介」では、お金を理由にあきらめている方に向け、経済的な不安を軽減するために活用できる支援制度を詳しく解説しています。
生活費を工面する方法を知りたい方は、ぜひあわせて参考にしてください。


工賃をもらいたいなら就労継続支援を視野に入れよう


働きながら収入を得ることを重視する場合は、就労継続支援の利用を視野に入れましょう。
就労移行支援が一般企業への就職を目指す「訓練の場」であるのに対し、就労継続支援は「働く場所と機会」を提供するサービスです。
目的や支援内容だけでなく、賃金の有無や利用期間にも大きな違いがあります。



自身の状況や目指すゴールに合わせて、適したサービスを選択することで理想の未来へ近づけます。
就労移行支援と就労継続支援を2つの項目で比較


自分に合ったサービスを選ぶには、就労移行支援と就労継続支援の違いを正確に理解することが欠かせません。
- 就労継続支援とは
- 就労継続支援での平均的な工賃
どちらも障害のある方に向けた就労支援を提供していますが、目的や内容は大きく異なります。特徴を理解し、後悔のない選択をしていきましょう。
1.就労継続支援とは
就労継続支援は、一般企業での就労が難しい方へ働く場を提供する福祉サービスで、A型とB型の2種類に分かれます。



就労移行支援が就職のためのスキルを習得する場であるのに対し、継続支援は事業所内で働くこと自体を目的としています。
A型・B型の概要と利用に向いている人については、以下の表で確認してください。
| 種類 | 概要 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 就労継続支援A型 (雇用型) | 雇用契約を結び、最低賃金が保障される 作業内容は製造、事務、軽作業、飲食など | 一般企業への就職を見据えており、安定して通所できる体力がある方 |
| 就労継続支援B型 (非雇用型) | 雇用契約を結ばず、作業の対価として工賃が支払われる 作業内容は内職、清掃、袋詰め、農作業など | 少しずつ社会復帰を目指しており、自分のペースで無理なく働きたい方 |
A型に通所する場合は雇用契約を結ぶため、基本的には週3~5日の出勤が求められます。規則的に通所することが難しい方は比較的柔軟に通えるB型がおすすめです。
2.就労継続支援での平均的な工賃
就労継続支援A型とB型では、受け取れる賃金や工賃に大きな差があります。
厚生労働省の調査に基づく、令和5年度の平均的な月額賃金・工賃は以下のとおりです。
| 種類 | 平均月額賃金/工賃 |
|---|---|
| 就労継続支援A型(雇用型) | 約86,752円 |
| 就労継続支援B型(非雇用型) | 約23,053円 |



A型は最低賃金が保障されており、B型に比べて収入は高くなる傾向です。
工賃が発生する一方で、あくまで就労継続支援は「働く場」の提供が主であり、就労移行支援のように体系的な職業訓練が充実していない点は、理解しておきましょう。
一般就労を目指すために特定のスキルを重点的に学びたい方にとっては、物足りないと感じる可能性もあります。
就労移行支援は、就職に必要なビジネスマナーを始め、実際の業務に必要なパソコンスキルやコミュニケーションスキルを学べます。
一般企業で働くための準備をスタッフと一緒に進められるので、1人での就職活動に限界を感じている方は、就労移行支援も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
ミライエでは、随時見学や体験訓練の予約を受け付けております。ぜひ以下のボタンからお気軽にお問い合わせください。
\ありのままの自分で働きませんか? /
工賃はなくても就労移行支援が向いている人の特徴4選


就労移行支援では工賃は原則として支払われませんが、一般企業への就職を目指す方にとっては非常に心強いサポートを受けられます。
そのため、以下のような希望を叶えたい方におすすめです。
- 生活のリズムを整えたい方
- 就職に役立つスキルの習得をしたい方
- 就職活動をサポートを受けたい方
- 就職後の定着支援を希望する方
これらの特徴に当てはまる方は、就労移行支援の利用により、就職への道が大きく開ける可能性があります。
関連記事「就労移行支援の選び方6選!事業所の探し方や通所するまでの手順もわかりやすく解説」では、事業所とのミスマッチを防ぐために選び方のコツを紹介しています。
これから就労移行支援事業所を探す方は、あわせて参考にしてみてください。


1.生活のリズムを整えたい方
安定した生活リズムを身につけたい方にとって、就労移行支援は有効な選択肢です。毎日決まった時間に事業所へ通うことで、健康的なサイクルが自然と身につくようになります。



規則正しい生活は、心身のコンディションを整えるうえで欠かせません。
事業所に安定して通い続けられたという事実は、就職活動の際に、継続力を示す強力なアピールポイントにもなります。
2.就職に役立つスキルの習得をしたい方
就労移行支援では、就職に必要な専門的知識やビジネススキルを基礎から学べるので、一般企業での採用を目指す際に大きな力となります。
ビジネスマナーやパソコンの基本操作から、プログラミングのような専門的な技能まで、事業所では多岐にわたる訓練プログラムを受けられるためです。



また、他の利用者やスタッフとの関わりを通じて、職場での円滑なコミュニケーション方法を実践的に学べるのも大きな利点です。
3.就職活動をサポートを受けたい方



1人での就職活動に不安を感じる方は、専門スタッフのサポートを受けながら就職を目指せる就労移行支援の利用がおすすめです。
ジョブコーチやキャリアシスタントなどの専門スタッフから、以下のような支援を受けられます。
- 強みや適性を活かした就職先の提案
- 応募書類の添削
- 模擬面接練習
- 就職面接・職場実習への同行
さらに実際に企業で働く職場実習では、入社後の自分をイメージしやすいので、就職後のミスマッチ防止につながります。
4.就職後の定着支援を希望する方
就職後も長く安定して働き続けたいと考える方にとって、就労移行支援の定着支援は心強い味方です。



就職はゴールではなく、新しい環境で悩みや困難に直面することも少なくありません。
定着支援では、就職後もスタッフが定期的に面談や連絡を行い、利用者の状況を継続的に見守ります。
たとえば、職場で困ったことが起きた際には、スタッフが企業との間に立ち、業務内容の調整や環境改善を働きかけるなど、安心して働き続けられる環境づくりをサポートします。
就労移行支援の工賃についてのよくある質問


- 就労移行支援では絶対に工賃は支払われないのですか?
-
就労移行支援で工賃が支払われることは基本的にありませんが、例外的に工賃を支払う事業所も一部存在します。

ミライエ

そうした事業所では、利用者が収入を得る経験を通じて、仕事への意欲を高めたり、金銭管理能力を養ったりすることを目的としているためです。
特定の自治体の事例では、訓練内容に応じて時間給制の工賃を設定し、能力の向上に合わせて報酬が改定される仕組みを取り入れている事業所もあります。
ただし、これは一般的なケースではないため、工賃支払いを前提にするのであれば、事前に各事業所へ直接確認してください。
- 就労移行支援の利用中にアルバイトは可能ですか?

ミライエ

就労移行支援の利用中にアルバイトをすることは、原則として認められていません。
厚生労働省のホームページでは、就労移行支援を受けられる対象者に「就職したい意思があるものの、1人で就労するのが難しいこと」とあるためです。
もし無断でアルバイトをした場合、利用停止や退所を求められる可能性があります。
経済的な不安がある場合は、隠れてアルバイトをするのではなく、まずは事業所のスタッフや市役所の窓口に相談し、利用できる公的な支援制度がないかを確認しましょう。
就労移行支援は工賃が出ないが手厚いサポートを受けられる


就労移行支援では基本的に工賃は支払われませんが、一般企業への就職に向けた手厚いサポートを受けられる点が最大の魅力です。
生活リズムの改善や専門スキルの習得といった就職活動の支援だけでなく、就職後の定着支援まで一貫したサポートを提供し、あなたの「働きたい」という気持ちを後押しします。



経済的な不安がある場合も、公的な支援制度を活用すれば、訓練に集中できる環境を整えることが可能です。
就職定着率92.9%という業界トップクラスの実績があるミライエでは、連携企業と積極的に連携しながら、就労後も定期的なサポートを提供しています。安定した就労が実現できれば、経済的な自立も叶います。
あなたらしい強みを活かした就職を目指したい方は、ぜひ一度ミライエの無料相談をご活用ください。
\ありのままの自分で働きませんか? /








