2021.11.30
【天王寺駅前】『未来へ』(利用者ブログ)
皆さん、こんにちは!ミライエ天王寺駅前事業所です。
いつもミライエのブログをご覧いただき、ありがとうございます!
今年も残りわずかとなりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
年末ということもあり、今回は特別企画としてミライエ天王寺駅前の利用者さんにブログを
執筆していただく運びとなりましたので、ぜひご覧ください♪
未来を変えたければ、自分が変わる
変わることが出来たなら、未来は幸せになれる
こんにちは~!
ミライエ天王寺駅前事業所の利用者です。
早いもので、今年も気付けば残り1か月となりましたね。
ますます寒くなってきていますので、皆様ご体調には十分お気を付けてくださいませ。
このようなブログや自分の気持ちを書くのは初めてで、やや緊張しています…(笑)
スタッフさんに背中を押していただき、今の気持ちをお伝えすることにしました!
うまく伝えられるか分かりませんが、最後まで見ていただけると幸いです(^-^)
私は人と関わることや、話すことが大好きで、介護施設で10年間勤めていました。
スキルアップがしたく転職したのですが、一人で色々抱え込み、いつの日にか心を閉ざしてしまいました。
人と関わることへの不安や恐怖心で、それからは外出することもできず、病院以外は家から出ることも出来ず、ただただ日々泣き崩れていました…。
何もできず抜け殻状態で、正直「このまま生きていていいのか?」とさえ考えてしまうことも…。
そんな日々を過ごしながら、気持ちが安定した時、主治医の先生に「就労移行支援事業所」のお話を聞きました。
「行くことに何の意味があるのだろうか?」
正直に言うと、不安な気持ちはもちろん、目的もない、やりたいこともなく、頑張ることさえ分からなくなっていた自分自身、「行くことになんの意味があるのだろうか?」と悩み、始めは右から左と聞き流し、逃げていました。
そんな中、父親が腰の手術が必要となり、一人で歩行ができなくなり私が通院に付き添いが必要となりました。
「このままの自分でよいのか?」
そんなこんなで、色々な人と関わりを持つ機会が増え、ふと「このままの自分でよいのか?」と考えるようになり、まずは就労移行支援事業所を検索することから始めました。
「利用する」という目的より、まず直接話を聞きたい、聴いてもらいたいと言うあさはかな気持ちではありましたが、ミライエを含め色々な事業所へ見学に行くことを決心しました!
いざ話を聞きに行くと、その場の空気感と緊張で頭が真っ白になっていました。
何日間に渡り見学をした私は毎回足取りも重く、「一緒に頑張りましょう」とだけ言われ続けたことに心がめげてしまい、諦めモードになっていました。
「どう頑張ればいいのだろうか?」
私事ですが、「頑張る気持ち」を失ってしまっていた私は果たして「どう頑張ればいいのだろうか?」それが私の一番の大きな問題点でした。
皆様、考えてみてくれませんか?
見学に行くだけでも自分なりに精一杯頑張っているつもりなのに、これ以上どう頑張ればいいのか…。(涙)
そんな時に、最後に駆け込んだのが「ミライエ」でした。
そして、何気なく言ってくれたミライエのスタッフさんの言葉…
「自分らしさ」、「できることやしたいこと」を一人で考えるのではなく、
スタッフ一同が一緒に考え、悩み
決して一人で頑張るのではなく、
頑張ることを一緒に頑張らせてください
…と言うその言葉に、私の固く縺れた糸、張りつめていた気持ちが解け、
「私の居場所はここにある」と確信しました。
そして体験を経て、この4月から本利用させていただき、歩き出すことができました。
利用当所はもちろん、半年経っても、病気の寛解はしていませんし、薬も服用中です。
そして今も時に悩み、戸惑うことや、不安や焦りを感じ、その都度スタッフの方々の適切なアドバイスやサポートのおかげで、少しずつですが、日々成長していると感じています。
例えば、苦しい時や悩んでいる時、考える前に「なぜ悩んでいるのか」をまず知ることの大切さや、今回もこのような機会を与えていただいて、チャレンジすることの大切さを知ることもできました。
もちろんこの先も山あり谷あり、きっと心がくじけそうになることもあるかと思いますが、今一つ言えることは「成長する機会を与えてくれた場所」、「一人ではない」と気づかせてくれたのが、ミライエであり、就労移行支援事業所です。
今心に悩みを抱えている方、頑張ることに疲れてしまっている方々へ
「苦しい」 「辛い」 「しんどい」と言えていますか?
私はとても苦しい日々が長く続いていましたが、言えませんでした。
なぜなら自分の気持ちは自分にしか分からないと思っていたし、分かってもらえないと思っていたからです。
助けて欲しいのに「助けて」も言えなくて、その言葉を言ってはいけないと思い込んでいたのかもしれません。だから毎日泣いて苦しんでいたんです。
泣いているだけでなく、笑うことや話すことも忘れ、真っ暗なトンネルの中にいる日々が長く続き、生きているのかも分からなくなっていたんです。
だからこそ今言えることは、あなたがあなたを守ってあげることです!
そのためには、苦しければ「苦しい」、辛ければ「辛い」、しんどい時は「しんどい」と叫んでください。
紙に書くだけでもいいですし、心の言霊を吐き出して自分を守ってあげてください。
心の叫びを伝えることはとても苦しいかもしれませんが、「怖がらず、伝える勇気をもってほしい」と私は今強く伝えたいです。
きっと耳を傾けてくれる場所はあります。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!
おわりに
今回は利用者の方にブログ執筆にチャレンジしていただきましたが、
ミライエでは、利用者の皆さんの「やってみたい」気持ちを大事にし、様々な取り組みを行っています。
今まで就労移行支援について聞いたことがない方や、
聞いたことがあるものの、「果たして自分は利用できるのか」わからない方、
一人で心を閉ざし、一歩踏み出してみたいと思いつつ、「何から始めたらいいのか」、「誰と相談すればいいのか」わからない方、
様々な状況の方がいらっしゃると思いますが、ぜひ一度ミライエにお問い合わせください。
ご相談のみの対応でも可能ですので、お電話、もしくは「お問い合わせフォーム」からお気
軽にご連絡ください。