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2023.04.27

【鶴見駅前】広汎性発達障害(ASD)、ADHD、学習障害(LD)についてのお話

皆さんこんにちは。

横浜市鶴見区の就労移行支援事業所ミライエ鶴見駅前の冨田です。

 

「発達障害」という言葉はテレビドラマのテーマとしても取り上げられる時代になり、一昔前と比べて耳にすることが格段に増えてきましたね。

今回はそんな発達障害の主な分類と特徴についてお話したいと思います。

 

職場で周りと上手く関係を築くことが出来ない又長続きしないという悩みをお持ちの方が医療機関を受診したら実は発達障害だった、というケースもあるのではないでしょうか。

診断を受けることで自分を責めることが少なくなり、自己理解が深まることで対策を立てやすくなる等メリットもありますので、良ければご参照下さいませ。

 

 

広汎性発達障害

自閉症スペクトラム障害(ASD)ともいいます。

社会性の障害、コミュニケーションの障害、こだわり、感覚の過敏さが特徴です。

各機能の発達の凸凹が一部分に限定されるADHDや学習障害(LD)に対し、広汎性発達障害はその範囲が広汎に及び、ばらつきがあります。

悪気はないが周囲に合わせた行動が難しい、他人の感情が理解出来ない、経験したことがないことを想像出来ないなどします。

外からの刺激は神経を介して脳に伝達され、様々な情報を把握した後判断されますが、この脳に情報がインプットされる過程で何らかの偏りが生じている事が先程の特徴の背景と考えられています。感覚が過敏という特徴も、外界からの刺激のインプットに何らかの偏りがある為です。

 

注意欠陥・多動性障害(ADHD)

この障害は注意力欠如、多動性、衝動性が特徴です。

物事の優先順位が付けられない、意思決定ができない、興味の範囲が狭いといったわがままに見られがちな特徴も、実は脳の機能的障害に起因しています。

広汎性発達障害は情報の把握や判断といった脳のインプットの問題であるのに対し、ADHDは脳内の情報伝達(アウトプット)に問題があると考えられています。

神経伝達物質の再取り込みを抑制する等の効果が期待できる薬物療法も有効とされています。

 

学習障害(LD)

限局性学習症ともいいます。

全体の知的レベルは標準的で視覚や聴覚等の障害もありませんが、特定の学習領域にのみ問題がみられます。特に読み、書き、計算などが極端に出来ない状態です。

学生時代に苦い思い出となっている人は大人になってから仕事などでてこずることがあります。またASDやADHDを持っていて、なんらかの限局性学習症を併発していることも有ります。

 

簡単ではありますが、「発達障害」についてご紹介させていただきました。

一口に発達障害と言ってもその特徴は幅広く、人によっても多種多様です。

自分を客観的に見つめ、自己理解を深めることは働きやすさに繋がるのではないかと思います。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

<参考文献>

・司馬理英子『大人の発達障害<ASD・ADHD>シーン別解決ブック』主婦の友社・2020

・精神保健福祉士養成セミナー編集委員会『精神医学(第6版)』へるす出版・2017

 

 

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