大阪・横浜の通いやすい就労移行支援事業所 ミライエ

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スタッフブログ

2023.05.03

【堺筋本町】あなたがちょっと重たいもの、「共有」しませんか?

ブログをご覧の皆さん、こんにちは!

ミライエ堺筋本町のスタッフです。

いつもスタッフブログを読んでいただき、ありがとうございます🤗

 

月が変わって5月になりましたね。皆さんはGWをどう過ごす予定でしょうか?

ミライエは、GWも時間を短くして営業しております(11時~14時)。

GWは、各事業所で様々なイベントを行っています。

ご興味のある方は、気兼ねなく見学にいらしてくださいね🎵

 

 

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新年度になり早一ヶ月、私はふと考えたことがありました

 

「支援」って一体なに?

 

私たちの仕事は、就労移行支援

ここにも、「支援」の文字が付いている

私たちが普段何気なく使っている「支援」という言葉

この言葉には、どんな意味があるのか

これは、そんな「支援」についての、私のひとりごと

 

 

 

 

まず、「支援」という言葉を辞書で引くと、次のような意味が出てきました

 

力を貸して助けること

支え助けること

 

 

 

“支援とは“

検索欄に打ち込むと、このような説明も出てきました

 

自分の力でやっていけるように助け、支えること

支援は“支え”であって、一部を助けるに過ぎない

 

 

 

支援の主役はあくまで、支援される人

支援者は脇役であり、その人が自分の力でやっていけるように助けるにすぎない

支援はいつまでもあるものではなく、いつかは離れるものなのだから

 

 

 

言っていることは、確かにその通りだと思う

私が支援をする時に心掛けていることも、

「支援員である私が居なくても、きっと大丈夫な人になる」

 

 

 

………だけど、本当にそれで納得?

 

 

 

私は、まだ「支援って一体なに?」の答えを探していました

それはなぜか

 

 

 

「自分の答え」ではないから

 

 

 

辞書の意味、誰かが解説してくれた意味

手っ取り早く意味を調べることはできるけれど、なぜか納得することができない

それは、自分が自分で考えて出した答えではないから

答えは、意味は、自分の中にある

それを自分で言葉にするしかない

 

 

 

私は、自分にとっての「支援」の意味を考えることにしました

「支援」から思い付く言葉やイメージ、具体的なシーンを思いつくままに書き出します

 

 

 

脇役、一歩引いた、正解がない、色んな方法がある、迷う、悩む、

分からない、ずっとあるわけじゃない、思いやり、協力、双方向

 

何がしたいか分からないという利用者さんと、どうしましょうかと迷う

どんな風に利用者さんに自分の知識を伝えようかと悩む

利用者さんと、履歴書や職務経歴書に何を書くか考える

 

 

 

こうやって、書き出し、眺めて、考える

そうしているうちに、ポンっと頭に浮かんだ言葉がありました

 

 

 

「共有」

 

 

 

迷いを、悩みを、考えを、「共有」する

「支援」は、支援する人が、支援される人を支えているのではない

支援される人が持っているものを、一緒に支えることなのではないか

「共有」することなのではないか

 

 

 

 

どちらか一方が、どちらかを支えている

誰か一人が乗った台を、他の数人が支えている

そんなイメージではない

 

 

支援される人も、一緒に横に並んでいるような

支援される人も、一緒に力を振り絞っているような

そんなイメージ

 

 

例えば、

大きな荷物を誰かと一緒に運ぶ時のようなあの感じ

 

 

 

一人では、ちょっと重たいかもしれない

そのちょっと重たいところを、支える

 

 

 

自分だけでは、ちょっと持てそうにないんです

 

 

 

誰かに「支援」してもらえるからこそ、「共有」できる

誰かに「共有」してもらえるからこそ、「支援」できる

「支援」は「共有」なのではないか

 

 

 

「私たちは支援員として、利用者さんを支援しています

でも、私たちも利用者さんから支援されているんですよね」

 

 

 

ある時、こう言っているスタッフがいました

 

 

 

支援員だけが、利用者さんを支援しているわけではない

支援員だけでは、持ちきれないし、支えきれない

利用者さんが「共有」してくれるからこそ、「支援」してくれるからこそ、支えることができる

 

 

 

わたしも、あなたも、支援員なんだ

 

 

 

一緒に迷おう、あなたのやりたいことは何なのか

一緒に悩もう、あなたがどうすれば働くことができるのか

一緒に考えよう、あなたがどんな風に働きたいのか

 

そして、

一緒に笑おう、あなただけの働き方を手に入れた時に

 

 

 

あなただけでは、わたしだけでは、

「支援」できないのだから

 

 

 

あなたを支援するために、

あなたがちょっと重たいもの、「共有」しませんか?

 

 

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