採用受け入れ企業インタビュー
綿密なマッチングで、双方にとって発展的な受け入れが十分に可能になると感じました。
I社
匿名希望 様
貴社の現在の障がい者の雇用状況を教えてください。
現在(2023年5月26日現在)は、2名の方をお雇いしています。
卒業生の方にはどのような仕事をお任せしていますか?
本社での経理補助(請求書発行など)や、庶務業務(来客・電話対応、備品管理、ファイリング、各種入力、日報・資料・ポスター等作成)をしていただいています。
Fさんにはご活躍を頂いていて、特に、経理関係の細かなチェックの作業やパワーポイントを用いた資料やポスター等の作成は、Fさんの得意な分野ということもあり頼りにしてお任せしています。今後も業務範囲を少しずつ広げていって下さるものと期待しています。
ありがとうございます!障がい者を雇用するにあたって、最初はどのようにお考えでしたか?
当社のような中小企業では限られた人数で多岐にわたる業務をこなしており、障がい者雇用に対応するための十分な時間や人員の確保が難しいため、会社と障がい者の方、双方にとって負担が大きいのではないかと考えていました。
実際に障がい者を雇用してみて、綿密なマッチングを行うことで、当社のような中小企業でも双方にとって発展的な受け入れが十分に可能になると、今では考えるようになりました。
マッチングは重要ですよね。Fさんを採用した理由を教えていただけますか?
双方顔合わせの際に、会社側でFさんの真面目で朗らかな人柄を感じたと同時に、Fさん側でも当社に対して非常に興味を持って下さった様子だったので採用に至りました。
採用してみて周囲の方の反応はいかがでしたか?
一定の範囲で業務をお任せしているため、既存社員への負担が減りました。また、Fさんのお人柄とスキルの高さから、手すきの際には他部署からの業務依頼も受けて下さっています。
受け入れの際に工夫したこと、または現在している配慮などはありますか?
入社前にご本人からお伺いしていた特性とそれに基づく得意・不得意については常に留意するようにしています。
この点に関しては、他部署ともFさんの入社前に情報の共有をしました。また、控えめなお人柄なので本人からは言い出しにくいことがあるかもしれないと思い、こまめに声をかけることによって率直に相談できる環境作りに努めています。
障がい者雇用を行う中で、ミライエのかかわりはいかがでしょうか?
とても良いマッチングを行って頂いたと感謝しています。Fさんの入社後も定期的にご訪問下さるので安心感があります。
また、Fさんとも良好な関係を築かれていることが見て取れるため、会社・Fさん双方にとって(一方だけには偏らない)何でも相談できる専門家として頼りにしています。
障がい者雇用を今後増やしていくなど予定はありますか?
法定雇用率に対応する形で雇用の増減を調整してゆく予定です。