2020.10.23
【大阪本町】外部講師をお招きし、特別講座をしました!
こんにちは!
ミライエ大阪本町の磯ノ上です!
いつもミライエのブログをチェックしていただき、ありがとうございます。
日に日に秋が深まり、寒い日が続くようになってまいりましたね。
体調も整えにくいこの季節ですが、皆さまお体はいかがでしょうか?
私は毎年この時期になると、冷えからの肩こりに悩むので、
改善していきたい今日この頃です…笑
さて、ミライエ大阪本町では、
10月20日に住之江区障がい者基幹相談支援センターの陶延(すえのぶ)様にお越しいただき、
「精神障がい者すえのぶの仕事観〜より長く働くために〜」
とのタイトルで特別講座を開催させていただきました!
今回の講座は陶延(すえのぶ)様が当事者として、また支援員としての立場から、
「就職」について2時間の前後半に渡ってお話しいただく講座になっており、
ご自身の統合失調症発病から現在に至るまで、ひとつひとつ順を追って、
当時の気付きや学んだことを丁寧にお話しいただきました。
その中で、学生時代の苦悩や挫折。
当時どのような事で悩んでいたのかなどをお話しいただき、
お話をお伺いする中で、当時の大変さや辛さを想像しながら講座を拝聴しておりました。
また、すでに働いていた親戚や社会人への方への尊敬の念が生まれた事や、
アルバイト時代に8時間働くことへのイメージを学んだ事などもお話しいただき、
その気付きや学びから、現在のお仕事に繋がるまでのストーリーをお伺いし
現在のお仕事で常勤になるまでの工夫として、
・少しづつ勤務時間を増やした事
・体調管理をしっかりした事
・休憩や休みを大切にした事
などを挙げられ、ひとつひとつお話しされている事に対して、
参加されている利用者さんも頷き、メモを取りながら受講されていました。
一度休憩をはさみ、
前半の内容を踏まえて、
・仕事を長く続けるために
・やめたくなってしまったら など
陶延様が得た経験や気付きを踏まえてお伝えいただき、質疑応答を経て講座は終了。
陶延様が講義終了間際にお話しされた、
「いろいろなことに感謝できるようになれば一つの区切りだと思います。」
とのお言葉が私個人として、特に印象に残っています。
特別講座にご参加された利用者の方々のアンケートには、
「自分の経験と重なるところがあり、とても共感しました。」
「全てが実話である事、共通点が多く、私にとっては「あるある」だらけでした。」
などの共感できたとのお声をいただき、その中で今日の学びを活かしていきたいと
私としても非常に多くの学びをいただくことのできた、素敵なお時間を過ごさせていただきました。
ミライエなどの就労移行施設で過ごせる期間は人によって様々ですが、
その期間だからこそできる学びや、気づきもあるのかなと改めて感じました。
ミライエ大阪本町では、今後もこのような機会を提供できたらと考えておりますので、
気になる方は、いつでもお問い合わせくださいね!