2023.04.12
【鶴見駅前】自己理解と相互理解、障害者雇用における配慮事項【Part2】
皆さんこんにちは!
横浜市鶴見区の就労移行支援事業所ミライエ鶴見駅前の冨田です。
今回は自己理解と職場との相互理解を深める為のツールの2つ目、「K-STEP」についてご紹介致します。
前回の「就労パスポート」の記事についてはこちらからお読みいただけます。
(川崎市HPより抜粋)
「K-STEP(Kawasaki Syurou TEityaku Program)」は、
セルフケアを実践しながら就労定着を図るための川崎市独自のプログラムで、自分の体調や様子を可視化してリアルタイムで職場の上司などに伝える為のツールです。
(※鶴見駅前事業所では神奈川県様主催の研修会へ参加し事業所内で実施しています。又本掲載にあたり事業所申込・登録を完了しております)
主な内容は、
・自分の心身の状態を具体的に良好サインや注意サインで分類する
・リカバリープランを立てセルフケアを実行する、ということです。
毎日を記録をすること、そしてそれを支援員や上司と共有することが重要です。
川崎市HPにPDFフォーマットがありますので、ブログと併せて一度ご覧いただければと思います。
企業側の立場としてなら、自分の出来る事と出来ない事を正しく把握して具体的な形で発信があると対処がしやすいものです。
逆に、一方的な形で配慮を求めるのみだと、給料を貰う側の立場としては不十分とみなされてしまうかもしれません。
「就労パスポート」や「K-STEP」といったツールを上手く活用して自分を客観視し自己理解を深めることで、周りの人に分かりやすく伝えることが出来るので、相互理解の為に有効です。
特に、疲れを自覚しにくい方には「K-STEP」のリカバリーの考え方はWIN-WINの関係性を築いていくうえで参考となりますので、また別の機会にご紹介したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【ミライエ鶴見駅前】
〒230-0062 横浜市鶴見区豊岡町3-25 木島ビル5階
TEL:045-710-0678 / FAX:045-710-0679
Mail:tsurumi@miraie-cuoread.jp