採用受け入れ企業インタビュー
大きな声でしっかり挨拶してくれていたのが印象的でした
第一貨物株式会社 門真支店
栃尾支店長、竹田グループリーダー 様
https://www.daiichi-kamotsu.co.jp/
全国に拠点を置く物流会社 第一貨物株式会社様
門真支店でミライエの卒業生、Iさんを採用していただきました。
採用前の職場体験実施の経緯や、その後のIさんの変化についてお聞きしました
最初の印象はいかがでしたか?
きちんと仕事を理解してもらえるかどうかの心配はありました。
まずは「1週間体験してみて、働けるかどうか試してみては?」と本人と話したうえで体験の日程を決め、
今やってもらっている仕事と同じ内容の作業をしてもらいました。
実際に職場体験として受け入れてみていかがでしたか?
無遅刻無欠勤でしたし、ハードな仕事でも何も言わず、黙々と作業してくれていました。
緊張のせいもあったのか表情は硬かったですね。
それでも、大きな声でしっかり挨拶してくれていたのが印象的でした。
これは採用の決め手となった点でもあり、今でもほかの従業員には「彼を見習わないと」と話しています。
元気な挨拶は気持ちがいいものです。
入社以来、Iさんが変わった点はありますか?
実は体験実習前の面談では「あまり話しかけてほしくない」と言われていたので、
うまくほかのスタッフとコミュニケーションをとっていけるか心配でした。
今も積極的なコミュニケーションは課題ではありますが、
「終わりました、次はどうしましょうか」といったような声掛けは徐々にしてくれるようになってきていて、
「変わってきたな」と感じています。
Iさんだけに限らず、既存のスタッフの間でも新入社員を迎えた際は「できるだけみんなで声をかけて行こう」ということは意識しています。
皆さん新しい環境に不安でいっぱいだと思いますし。逆に職場全体の雰囲気も変わったように感じています。
仕事内容が変わったわけではないのですが若い社員がIさんに話しかけていたり、
明るい雰囲気で仕事ができています。
今後も障害者採用については前向きだとお伺いしました。どんな点をみて採用活動をされますか?
まずはIさんの時にも意識したように、
きちんとコミュニケーションをとれるかどうかというところです。
もう一つはきちんと仕事内容を理解して取り組んでもらえるかどうかです。
これについては、最初は緊張もありますし日にちをかけて仕事を理解していく部分もあるので、
ミライエさんのように支援者がついて就職される方の場合は、
そのあたりの判断を支援者の方にも意見をお聞きできるので安心ですね。
今後、Iさんに期待されていることはありますか?
コミュニケーションをとれるようにはなりましたが、それでも表情は固いです。
元気な挨拶とともに、笑顔が出るようになればもっと職場の雰囲気が変わってくると思いますので、
ぜひ今後に期待したいと思います。