2020.06.17
【大阪東】行動の一歩が踏み出しづらい方の背中を押す対談(後編)
こんにちは!
いつもミライエのブログをご覧くださり、
ありがとうございます。
今日は、昨日公開しました「行動の一歩が踏み出しづらい方の背中を押す対談」の後編をお届けします!
ミライエ
Aさんは、多少抵抗感があってもやることを選択されていますよね。
気持ちと行動を分けて動かれている所が素敵です。
Aさんがエレベーターを使わず7階まで階段で
登ってくるのも、やる気があるからやるわけではなく、面倒くさいと感じているけどやってみることを優先されていますよね。
Aさん
それは癖になりましたね。
今も全くやる気がないですし(笑)
ただやる気がなくても取り組む。
給料をいただくのでやる気がないけどやらないといけないと思っています。
ミライエの取り組みにしても、やる気がなくても行動を起こすことはやってきた。
意識はしていなかったけど結果的にそういう風になっていました。
面倒くさいと思いながらやりたくないと思いながら階段を上ったり人前で話すことをやったりしています。
ミライエ
気持ちと行動を分けることを素晴らしくやられていますよね。その姿に、周りの人が影響されていますね。
人との関り方においても心掛けていることがあると聴いていましたが詳しく教えていただけますでしょうか?
Aさん
笑顔は常に意識していました。
以前に、ミライエの講座で第一印象は笑顔が大事だと言われていました。
当時は、自分の悩みのことばかり気にしていました。ある利用者の方に話し掛けにくいオーラが出ているよと言われたことがあり、良くないなと思い改善しました。
人の話を聴くときは、きちっとリアクションをして相槌を打つことも心掛けていました。
ミライエ
人の話を聴くことも得意だったわけではなく周りの人に言われたことがきっかけで取り組み始めたのですか?
Aさん
話すよりは聴く方が楽だったのでそっちを選ぶしかなかったです。
ミライエ
他に人と関わる上で心掛けていることはありますか?
Aさん
スタッフの方から色々と教えていただいたことをやってみる事は意識していました。
そして、やってみたことがあれば「やりましたよ!」とスタッフの方に伝えていました。
ミライエ
素敵な取り組みですね。
やってみたことを伝えることについては、やり始めたきっかけはありましたか?
Aさん
きっかけというよりは、普通に考えたら人からこれはお勧めだよと言ってもらったりこういう風にするとこういう効果がありますよと教えてもらうことをやらないと、そこから先コミュニケーションが生まれないじゃないですか。
実践にやってみるとやりましたよ、
ということが言えるじゃないですか。
そうすると、そこから新しいコミュニケーションが拡がります。そこは意識していました。
人から言われた事全てを実践しようとは思っていなくて自分がやれるかなと思う範囲でお勧めの映画を観るとかそういう小さいことから取り組んできました。
ミライエ
自分に負荷を掛けすぎずに取り組むことは大切ですよね。
Aさん
自分がこれ以上やったら疲れるだろうなという所まではやらないように気をつけています。
ミライエ
他に人と関わる上で意識していたことはありますか?
Aさん
職場に行くと色々な性格の方がいることをイメージしていまして、ミライエの中で色々な人とコミュニケーションを取ることを意識していました。
みんなそれぞれ性格も違うし言葉の使い方も違う。
色々な人とコミュニケーションを取ることで聴く力や話す力を高めることが出来、実際に仕事についた時に活かせるんじゃないかと考えて取り組んでいました。
ミライエ
Aさんはコミュニケーションが開いている方だなと私は感じています。色々な人と関わろうとしているということは、色々な人を迎え入れますよ、ウェルカムですよというメッセージを出しているので、そういう人のもとには、情報が集まってきたり手を貸すよという人が集まってきます。
Aさん
就職はスタートで、本番は職場だと思っているので、ミライエで得たことを職場で活かせたらいいなと思っています。恐怖心や不安もありますが。
ミライエ
職場に行くことを想定してその前の練習の場としてミライエを使っていただいていたのですね。
Aさん
面接に応募する段階に入っても働くイメージはついていませんでしたが、職場に入ってからの対策はしておいたほうがいいのではないかと思っていました。
綺麗事をいうつもりはなくて、苦手な人は苦手でいいんです。ただ、苦手な人に対するコミュニケーションの仕方は練習しておかないといけないと思っていました。
それぞれの方、色々な性格があるのでそれは個性だと思っています。
そういう方とコミュニケーションを取ることは仕事をする上で必要だと思っていました。
ミライエ
苦手なことでもやってみようとAさんが取り組んでいることが、人との関係性作りでも役立っているのですね。
最後に、これから行動の一歩を踏み出そうとしている方にメッセージをいただけますか?
Aさん
自分で行動できるという人は対象にならないかなという懸念はありますがどうしても一歩を踏み出せない方には、あまり負荷を掛けすぎないように小さいことから徐々に取り組んでいくことは重要だと思っています。
何か小さい目標に向けてまず取り組んでみることがいいかと。
私の場合、毎日1時間でも通うとか、講座で発言してみようとか、利用者会議に参加してみようとか、小さいことからやってきたというのがあります。
他の方でも出来る所から少しずつやってみると、数か月後に振り返ってみた時に結果は違ってくるんじゃないかなと思っています。
その場にいると進んでいないような気がするんですが、時間が経てば結構進んだなということを私は実感しました。
ミライエ
今日は、貴重な体験をお伝えいただきましてありがとうございました!