2022.02.08
【上本町】卒業生座談会イベント
こんにちは！
いつもミライエのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
立春過ぎて暦の上では春ですが、まだまだ寒い今日このごろ。
春が待ち遠しいですね！
さて、今回はミライエ上本町事業所で行われた
卒業生座談会イベントについてレポートいたします！
コロナ禍での開催ということでオンライン配信も実施。
上本町の利用者さん以外に他事業所の利用者さんにもご参加いただきました。
登壇してくださった卒業生Aさんはミライエを卒業して約1年になる20代男性です。
現在はオープン枠（障害者雇用）で事務系のお仕事をされています。
そんなAさんにミライエでの訓練や就活、お仕事について約1時間お伺いしました。
ミライエでの訓練について
ミライエは病院の先生の紹介で知ったAさん。
当時はメンタル面での不調をお抱えで外出もしんどかったそう。
そのため最初は週2〜3日の通所からスタートしました。
ミライエで生活リズムを整えながら講座にも積極的に参加。
体調と相談しながら少しずつ通所日数を増やし、資格やPCなどのスキルアップに取り組まれました。
利用開始から1年後には週5日の安定通所を達成！
その頃から就職活動を意識し始めるようになりました。
就職活動について
最初はクローズ枠で就活されていたAさん。
しかし、なかなか書類選考を突破することができず悩んでいました。
また、就職後の体調にも不安がありました。
そこで、不安を少なくすること、選択肢を広げることを目的に
障害者手帳の取得とオープン枠での就活を決意。
その結果、現在勤めている企業とのご縁があり入社されました。
オープン枠ということで事前にご自身の障がいを伝えたこと、
その上で入社を歓迎していただけたのが決め手だったそうです。
就活時のミライエの支援としては応募書類の添削や面接練習を行っていました。
特に面接練習では様々なスタッフと練習され、
多くのパターンに慣れることができたそうです。
お仕事について
現在、Aさんは受発注に関するお仕事を担当されています。
最初は慣れない環境や覚えることが多く、大変だったそうです。
Aさんは体調を崩さないことが大切と考え、毎日小さな目標を設定。
スモールステップでの成長を意識した結果、体調を崩さずお仕事をされているそうです！
会社のみなさんもとてもあたたかく接してくださり、
良い環境で働けていると笑顔でお話してくれました。
素晴らしいですね♪
また、就職後半年間はミライエの定着支援を受けていました。
ミライエが企業とAさんの間に入ることで安心感があったそうです
みなさんへのメッセージ
Aさんはミライエでの訓練とお仕事を経て
「しんどいことは抱え込むのではなく、受け流すのが大切」
と考えるようになったそうです。
しんどいことやつらいことはどうしてもあります。
それらを抱え込んで一人で悩んでいるとどんどんしんどくなり、
体調を崩してしまう可能性があります。
自分を大切にするために受け流すスキルが大切とAさんはお話してくださりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
Aさんが少しずつ成長され、ミライエ卒業後も自分のペースでがんばっておられることが伝われば幸いです。
私も久しぶりにAさんにお会いしたのですが、
以前より顔色が良く、明るい雰囲気になられているように感じました。
利用者さんからは
「今後どんな風に進んでいけばいいのか分かった」
「自分と同じ悩みを持つ方が頑張っていることを知って励まされた」
「Aさんの話は参考になることばかりで、聞けて本当によかった」
などの感想をいただきました。
同じく参加していたスタッフからも、今後の支援の参考になると感想がありました。
利用者さん、スタッフともに貴重なお話を聞くことができ、
たいへん充実した時間になりました。
Aさん、ありがとうございました！
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ミライエでの訓練や就職までのステップアップ、
就職後のイメージがみなさんに伝わりましたでしょうか？
ミライエにご興味やご質問などございましたら、
お電話またはお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。
では次回のブログをお楽しみに！
