2022.03.03
【堺筋本町】就職までのステップ(4) 『 職場見学・実習 』
こんにちは!
ミライエ堺筋本町スタッフです!
いつもミライエのホームページとブログを読んでくださり、ありがとうございます!
2月も早くも最終日。
月日の流れが早く感じている、今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回のブログは、就職までのステップ(4) 『 職場見学・実習 』編をお送りしたいと思います!
いざ、就職に向けて訓練を始めよう!となっても
・何をどのようにすればいいのかわからない…。
・就職に向けての目標はあるけど、自分一人では不安がある…。
など、「 就職に向けてどのようにスキルアップをしていくのか 」一人で考え行動していくのははなかなか難しいですよね。
この記事でもミライエではどのように訓練しスキルアップしていくのか、記載しております!
是非ともご一読くださいませ!
前回までのバックナンバーはこちらから!
自分の目標まで職業スキルアップができ、体調も安定していると見えてくる「 就職活動 」。
でも、ミライエでは就職活動の前に、できるだけ「 企業見学と実習 」のステップを挟むことをお勧めしております。
企業見学や実習は文字通り、実際に企業様にお邪魔し職場の見学や、企業様に協力いただき1日から数週間の程度の期間実際の仕事体験をしてみるというものですが、このステップがあるかないかで長期間働くに当たって大きな違いがあります。
ただ、それにもメリットとデメリットがあるので、それを踏まえてご紹介いたします。
企業見学と実習のメリット
職場見学のメリットは実際に仕事の現場を見て、働いてみることで、訓練では見つけられなかった「 新たな課題の発見 」と「 ミスマッチを防ぐこと 」ができるからです。
新たな課題とは、
・ 実際に働くことができる状態なのか?
・ 訓練で身につけたスキルを活かせそうか?
・ 働く中でコミュニケーションなどには問題ないか?
などなど。それぞれの状況によって違いがありますが、実習などを通して実際に働いていく上で体調やスキル、コミュニケーションの部分での課題を再度確認することができます。
課題の見つけ方もそれぞれですが、ミライエでは「 実習前面談 」と「 終了面談 」の2つを通して目標の設定とその振り返りを行なっております。
また、受け入れ企業の担当者からも、実習中の様子などをお伺いすることによって企業様から見た視点も大切にし、課題の検討とこれからの訓練の進め方を考えていく機会を作って進めることによって、せっかくいただいた実習の機会も無駄がないように進めていきます。
ミスマッチ防止について、触れる前にこのようなデータがあるのはご存知でしょうか?
こちらは厚生労働省が令和3年8月31日に発行した「 令和2年雇用動向調査結果の概況 」で令和2年の1年間で調査した離職の理由は、「その他の理由(出向等を含む)」が最多になりますが、これを除くと各年代で最も高い離職理由は上記の通りです。
男女それぞれ年代別で離職の理由が異なりますが、男性の25~29歳と30~34歳。女性の方ではほとんどの世代で「 職場の人間関係が好ましくなかった 」が1位になっていて、このデータからどれだけビジネスの場でもコミュニケーション能力がどれほど重要なのかが想像できますね。
いろいろな方々のお話を聞いていると、頑張って就職できたのに人間関係の問題や、待遇などの問題で退職してしまったという方もおられ、上記のような理由で早期退職してしまったということも少なからずお伺いします。
待遇面を変えるこはなかなか難しいかもしれませんが、コミュニケーションやスキルの面であれば、事前に会社の環境を知ることでいろいろな対応を考えることができたり、自分には会わない環境というのを考える機会にもなるかもしれません。
その情報を知るためにも、見学と実習というステップをお勧めしています。
また、オープン枠採用の段階で長期的に働くことを防ぐための取り組みとして、お互いのミスマッチを防ぐために面接後に実習というステップを踏む企業様が多く、働かれている姿を見て採用を検討するところが増えてきている流れもあったりと、企業側も受け入れていただける機会を増やしていただける傾向にあります。
企業見学と実習のデメリット
企業見学と実習のデメリットは、見学や実習の調整と実際に参加までに中長期的な時間が必要になるということです。
見学や実習も受け入れていただける企業があってのことなので、アポイントの調整や受け入れ可能な日も業務の合間を縫ってご対応いただけるので枠に限りがあります。
なので、希望し始めた段階からすぐに実習に行けるわけではないので、計画的に進めていく必要があります。
また、実習も全てが受け入れ可能というわけではないので、企業によっては実習が難しいケースも多くあります。
一般雇用枠での採用であったり、オープン枠での求人を募集していなかったり、実習受け入れ体制がなかったりと、理由はさまざまですがお断りされるケースも多々あるので、必ずしも希望している企業に実習参加できるわけではないので、そのような点もデメリットになるかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
企業実習に参加することでのメリットとデメリットのどちらもありますが、ご自身にあった就職活動が一番大切だと思うので、ご無理のない範囲で進めてもらえたらと思います。
では、また次回もよろしくお願いします!